住まいのチェックポイント【ガス機器の手入れ】

ガスレンジやオーブン、魚焼きグリルなど、食品がじかに触れる台所用品には、体にも環境にもやさしい方法でお掃除してみませんか?

また、今月からいよいよ新しい時代・令和がはじまりました。

今の世代の共稼ぎ世帯では、子育てに、仕事に…と忙しく、手際よくやっても、洗い物がたまりがちです。
もし、お困りであれば、家事の時短(時間短縮)に食器洗い洗浄機を検討してみたらどうでしょうか?

ガス機器の手入れ

用意するものは?

・重曹(ふくらし粉や山菜のアク抜きなどとして使用される生活用品。薬局で「炭酸水素ナトリウム」と注文しても買うことができます)
・せっけん水(粉せっけんまたは固形せっけんをお湯で溶いたもの)
・ボロ布

普段のお手入れは?

1)油汚れをおおうように重曹をふりかけます。
2)重曹が油を吸収したら、ボロ布で汚れを拭き取ります。

固まってしまった頑固な油汚れには?

1)少量のせっけん水をかけて、汚れが 柔らかくなり、浮き上がってくるまでおいておきます(30分くらい)。
2)その上に重曹をふりかけてボロ布で拭き取ります。細かい部分には、使い古しの歯ブラシを使うと便利です。

※ホーロー製のものは、むやみにこするとキズがついてしまうので注意が必要です
また、魚焼きグリルは、受け皿に水を張る代わりに、底が隠れるくらいの厚さの重曹をまいておくと、魚から落ちた油が重曹に吸収されるので、普段のお手入れが格段にラクになります。


手荒れを防ぐ食器洗いのワザ

お掃除をするとき、気になるのは手荒れ。なるべく防ぎたいですよね。ぜひ、以下を参考にしてみてください。

1)古くなったシャツや新聞紙などで、洗う前に使った食器をかるく拭き取ります。
2)40~43度Cくらいのお湯の中で5分くらいつけおきます。汚れがひどい場合は、ほんの少し洗剤をたらします。
3)さっと水洗いします。

この方法なら、手が水にさらされる時間が大幅に短縮でき、食器の汚れもきちんと落とせます。ただし、洗い終わったらかならずタオルで手をふきましょう。手を濡れたままにしておくと、手についた水滴が皮膚の角質層の水分まで奪ってしまい、手の乾燥がひどくなりますよ。

食器洗いは食器洗い洗浄機で

今や3軒に1軒まで普及したと言われる食器洗い洗浄機。そのメリットはこんなにたくさんあります。

<メリット1>節水効果
洗浄に少量の水を循環させるため、使用水量はなんと手洗いの約9分の1! 下水に流す量も減るため、環境にも優しいのです。
<メリット2>清潔・除菌
手洗いでは不可能な強力な水圧で、しつこい油汚れもすっきり。さらに高温での洗浄・乾燥での除菌効果でとても清潔!
<メリット3>省エネ
水量の節約とともに水道代、ガス代も一気に節約。手洗いに比べて洗浄の時間もぐっと短くなり、食後のだんらんをゆっくり楽しめます。
<メリット4>エコ
手洗いでお湯に使用するガスあるいは電気、水量が大幅に軽減されるので、地球温暖化の原因となるCO2の排出量が半分になります(給湯タイプでのメーカー試算)。

食洗機のタイプは二種類

給湯タイプ
手洗いの流しすすぎではなく、給湯器で沸かしたお湯で洗浄するため、水道代・ガス代すべてが節約できます。
給水タイプ
給水管に接続し、お湯を沸かしてから洗浄に使用するため、時間や電気代が給湯タイプより余計にかかります。

(資料出所/CFCほか)

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